地域のボランティア活動

災害ボランティア・災害ボランティアセンター

 

(1)災害時のボランティア活動について

近年、全国各地で発生している災害では、災害(救援)ボランティアが地域住民とともに、被災者支援・復興支援の過程において、重要な役割を果たしています。災害ボランティアの存在は、必要不可欠となってきています。

災害は、地震・風水害・火災など様々ですが、災害の状況によって災害ボランティアの活動内容は異なります。被災者のニーズ(してほしいこと)に合わせた活動が求められます。被害の程度にもよりますが、災害時には県内はもとより、全国から多くの災害ボランティアが支援に来ることが予想されます。

災害ボランティアは、現地の災害ボランティアセンターに登録して活動するケースが多くなっています。また、災害ボランティア活動は、自分のことは自分で行う活動です。
例えば、活動に必要な持ち物の準備は基本ですが、数日の活動になると宿泊場所の確保等を自分で行わなければならない状況も出てきす。そして、被災地までの交通費、被災地での宿泊費、食費、ボランティア保険料など、経費はすべて自己負担が基本です(ボランティア保険料については、市町村災害ボランティアセンターが負担する場合があります)。

(2)災害ボランティアの主な活動内容

災害ボランティアの活動内容 その1
  • 食事の炊き出し 家屋内外の清掃・消毒
  • ゴミの収集と運搬 救援物資の整理と配布
  • ニーズの聞き取り調査 下水などの土砂の搬出
  • 仮設住宅等への引越し 被災者の話し相手
  • 子守りや遊び相手 福祉施設のお手伝い
  • 駐車場整理 避難所の運営補助
  • 災害ボランティアセンターの運営補助 など
災害ボランティアの活動内容 その2 ※専門知識が必要なもの
  • 避難所等での医療・看護・保健・介護活動
  • 大型重機を使った作業 建物の安全確認・指導
  • 理容・美容サービス 電化製品の安全点検・修理 など

災害ボランティアセンターの設置

場所は「ふれあいセンター」(社協事務局)とし、原則72時間以内に設置します。
ボランティアコーディネートの流れは、概ね以下となります。

ボランティアコーディネートの流れ

ニーズ受付
ボランティア受付 → (ボランティア保険加入)
マッチング(派遣調整)
送り出し(資材貸出)
活動
活動報告
終了